日本研究プログラム2024夏季を開催します。

プログラム概要

日本研究プログラムは、日本語を愛し、日本語を学び、そして日本文化に深い関心を持つ若者を対象とした「参加型/体験型」リサーチプログラムです。毎年夏・冬休みに実施され、2024年夏休みには第6期が開催されます。このプログラムは、同志社大学総合政策科学研究科の教授によって立ち上げられ、さまざまな形式での現地交流やフィールドワークが展開されます。日程は主に日本の京都市と和歌山県を研修地とし、「大学講座」「社会産業調査」「ホームステイ」などから構成されています。

な活動

同志社大学集中講座

同志社大学集中講座は、同志社大学総合政策科学研究科の教授が担当し、ソーシャル・イノベーション、クリエイティブエコノミー、世界農業遺産、若者起業など学際的なテーマをカバーしています。

同志社大学は1875年に設立された、日本の京都市に位置する一流の私立大学です。西日本地域の四大名門校「関関同立」の第一の大学であり、日本で二番目に古い大学です。日本の文部科学省(教育省)の国際化拠点整備事業指定の13の重点大学の一つであり、そのプログラムが終了した後の国際的評価結果では、最高評価基準である「S」を獲得し、国内でとても高い評価を得ています。同志社大学は西日本の「国公私」総合ランキングで第3位、関西の私立大学ランキングで第1位、全国の私立大学ランキングで第3位にランクしています。社会学、法学、経済学、商学、政策学、国際交流学、心理学、国際地域学は、同志社大学の主要な学部です。

産業調査

和歌山県みなべ町への訪問では、和歌山県および農村振興と観光産業に関するプログラムについて調査し、現地で日本自治体関係者や業界関係者との意見交換を行います。日本一の梅の産地であり、日本の優良品種である「南高梅」の故郷です。2015年に「世界農業遺産」として認定され、日本の持続可能な発展のための創造的な町のモデル事業ともなっています。調査チームは、地元の農産物資源、地域振興、観光プログラム開発など、様々な現地フィールドワークを行います。地元の自治体機関や産業団体の協力のもと、梅振興館の見学や南高梅農
家訪問、梅干し工場の見学などが行われます。

交流

日本の大学生と共にフィールドワークを行い、グループごとにディスカッションや発表を行います。また、日本の大学生と共にチームを組んで学習や生活を行います。両国の若者が共に、調査中に遭遇する問題を議論し、成果を共有します。

基本的な研究方法を共同で学び、グループディスカッションと発表を行い、限られた時間の中でアイデアを交換し、無限の発展を遂げます。日本語能力の向上と、地域に根差してグローバルの視野で社会の現状や直面している問題について理解します。

調査発表

今回の調査の成果のまとめは、持続可能な調査の一環となり、中国からの参加者は帰国後もこのプログラムのフォローアップとして、梅プロモーションコンテストに参加することができます。調査の成果をまとめ、チームで「中日観光産業と食文化企画大会」に参加します。優秀なチームには「町長賞」「観光協会賞」「うめ課賞」などが授与されます。

ホームステイ

ホームステイでは、日本の実際の家庭生活を深く体験することができます。

すべてのホストファミリーは、ヒッポファミリークラブの上級会員ファミリーであり、主催者が厳選し、一定の受け入れ能力と経験を持つ家族です。家族のメンバーは、多言語学習や国際交流に深い興味と情熱を持っています。ホームステイを通じて、一般的な日本の家庭に溶け込むことは、日本を理解し、日本語を学ぶ絶好の機会となります。

2024日本研究プログラム第6期 「募集要項」

プログラム名称

日本研究项目第六期「和歌山“南高梅”产业与观光振兴调研」
日本研究プログラム第6期「和歌山“南高梅”産業と観光振興スタディ」

実施時期

2024年7月29日(月)- 8月6日(火),計9日間

開催場所

◎  京都府京都市と和歌山県みなべ町を主要なフィールドとします。
◎  日中の若者合宿やホームステイ家庭の活動計画に基づき、京都周辺や近隣の府県にも訪れます。
◎  「日程表」を参考資料としてご利用ください。

実施機関

主催団体:一般社団法人京都グローカルスタディ研究所

後援団体:和歌山県みなべ町
     日本言語交流研究所(LEX)
     ヒッポファミリークラブ
     PaKTcompany合同会社
     株式会社創和国際

参加対象

◎  18歳以上で、健康で在学中の大学生または大学院生
◎  日本語学習や日本文化に熱心な方
◎  日本の社会発展や文化背景に興味を持つ方
◎  明るく友好的な性格で、日本の家庭でのホームステイ生活に適応できる方
◎  友人を作りたいと思っており、日本の若者と一緒に学習や生活をしたい方◎  一定の日本語基礎があり、N3レベル以上(日本語能力試験の資格を持っている必要はありません)
◎  ▲ 講義、交流会、ディスカッションは日本語で行われます
◎  ▲ 参加者がプログラム全体で日本語の会話や文章表現など、さまざまな言語能力を鍛えることを奨励します。

募集定員

30名

宿泊と生活

宿泊は「京都」「和歌山」「日本の家庭(ホームステイ)」

◎ 京都学習期間中、京都北山の文化的重要地である「宇多野ユースホステル」(国際青年交流施設)に滞在します。
◎ 和歌山フィールドワーク期間中、国民宿舎紀州路みなべ(温泉旅館)に滞在します。
◎ ホームステイ期間中、全ての受け入れ家庭(ホストファミリー)はヒッポファミリークラブの上級会員家族であり、主催者によって厳選された、一定の受け入れ能力と経験を持つ家族です。家族のメンバーは多言語学習や国際交流に深い興味と情熱を持っています。ホームステイを通じて、日本の一般家庭に溶け込むことは、日本を理解し、日本語を学ぶ素晴らしい機会となります。

▲ 家庭滞在は主に京都地域ですが、一部近隣の府県にも及ぶ場合があります。
▲ 家庭が受け入れ期間中に病気などで一時的に受け入れが困難な場合は、別の宿泊施設を手配します。

ビザ

主催者は申請者に対し、日本へのビザ申請手続きの説明と書類のチェックを提供します。

食事

ホームステイ期間中:基本的に、家庭は参加者に対して三食を提供します。

▲ 特別な理由で家庭が3食を提供できない場合は、参加者自身で対応してください。
▲ 他のスケジュールでは食事代は自己負担となりますが、引率の先生が参加者に食事の案内を提供します。

集合場所、移動方法について

原則として「日本での現地集合」となります。

◎ 参加者は各地から日本の集合場所に自身で移動します。これはプログラムの最初の挑戦です。
◎ 安全面から考えて、主催者は事前に交通案内を提供することがあります。参加者は自分の移動手段(国際便番号または船舶番号)を主催者に知らせる必要があり、共同で移動することをお勧めします。
◎ 主催者は航空券の予約や空港送迎を提供する可能性を排除しません。

参加費

別途、後援団体よりご案内となります。

申込方法

◎  活動申請書は漏れなく記入した後、info@isowa.cn に送信してください。
◎  電話、FAX、郵送などの方法での申し込みは受け付けません。ご理解をお願いします。
◎  活動申請書を送信する際、以下の資料は個人の状況に応じて提供することができます(必須ではありません):
▲ 指導教師の推薦状
▲ 日本語能力証明書
▲ 過去に参加した交流活動、社会活動、ボランティア活動の証明書や説明資料など

申込期限

2024年5月6日(月)まで

参加証明書の発行について

◎  選抜され、本プログラムに参加し、修了したすべての参加者に、主催/後援者が共同で発行する「日本研究プログラム参加証明書」が授与されます。
◎  本活動の調査内容、グループ発表の成果、および全過程の写真などは、日中のメディア報道や関連書籍に掲載される可能性がありますので、ご了承ください。

※「みなべ田辺の梅システム」ホームページ(中国語)https://www.giahs-minabetanabe.jp/zh-hans/
※ 参加者は学んだ日本語を人文・社会調査に活用し、日本語の実践能力を向上させます。参加者は基本的な研究方法を学び、グループでの協力や集団討論を通じてテーマの論点をまとめ、最終的に発表します。すべての調査成果と全行程の記録は、論文や卒業設計の素材として使用できます。